カテゴリー: 健康・身体について

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熱中症の原因とは?

暑くなると気掛かりなのが熱中症です。特にクラブ活動等で運動中には注意が必要です。
熱中症は、かつては熱射病、日射病などといわれていたもので、
他に熱ケイレン、熱失神、熱疲労なども含まれます。

身体の中で沢山の熱が発生する様な状況にあり、体温を維持するための生理的な反応がうまくいかなくなって、
最終的には全身の臓器の機能不全という恐ろしい事態に陥ります。

実は熱中症は、身体の内部から大量の熱を発生する事、脱水を起こす事が原因であり、
寒いとされる時期でも起きます。また、運動開始から30分程度で発症する例もあります。
熱中症の症状としては、まず四肢や腹筋等に痛みを伴うけいれんが見られます。

また数秒間程度の短い失神を起こす事があります。後者は運動を止めた直後に起こる事が多いとされ、
運動によるポンプ作用が止まる事により、一時的に脳への血流が減るためです。
症状が進むとめまいや疲労感、虚脱感、頭痛、吐き気などの症状が起こります。
この状況になったら放置したり誤った判断を行ったりすると危険です。

そして重症になると意識障害や過呼吸、ショック症状等を起こします。
これは多臓器障害によるもので非常に危険です。直ちに適切な処置を行う必要があります。
熱中症にかかった者が発生した場合には、重度の場合は迅速な処置が必要です。

まず手当の基本は安静にさせる事です。衣服を緩めたり脱がせたりして、身体を冷やしやすい様にします。
そして必要な冷却を行います。意識がハッキリしていて吐き気を伴わない場合には水分を補給します。
水分補給の場合、かいてしまった汗を補充する事になります。

水分の摂取と運動時の注意点

水だけだと吸収のスピードがあまりよくないこと、
汗で塩分も一緒に排出されてしまうことから、水に少し塩分を加えて補給します。
濃度は0.9%程度です。ただ、うすい塩水は飲みにくいので、糖分を混ぜる事により飲みやすくします。
スポーツドリンクは塩分をバランスよく含み、飲みやすくしてあるのです。

ただしスポーツドリンクの飲み過ぎは糖質過多で疲労の原因になるので注意が必要です。
水分補給に加えて、体調管理も重要です。
運動は身体を痛めつける事になりますが、適切な休養を取る事により回復し、以前よりも強くなります。

ただ、負担が強すぎると回復に時間がかかり、間違えると怪我してしまいます。
暑い環境では負担が大きくなるので、オーバートレーニングに注意しながら運動する事の重要性を挙げています。
それでは実際に熱中症はどのような状況で発生しているのでしょうか。

今までの熱中症により死亡に至った事故の事例を整理して、
事故当時に何をしていたのかという経過、その時の気象状況、発症後の処置等を記しています。
ここからどういう点に注意すべきかを考え、再発防止に繋がる様にしなければならないでしょう。

やはり6〜8月の例が多いのですが、中には5月や10月の様な割と涼しいと思われる時でも発生しています。

自然体験活動QQレスキュー隊

怪我している人

応急手当と注意点

アウトドアで活動していると、思わぬところで負傷してしまう事があります。
季節や気象条件、活動場所によってその負傷の種類は違いますが、
医療機関へたどり着くのに時間がかかる事があります。その場合、怪我や傷の応急手当が必要となります。

怪我をする前に、まずはどういった事に注意すればいいのかを知っておく事が大切です。
例えば鼻血が出てきたら、どうすればいいのでしょうか。俗に言われる処置が、実はまずい処置かも知れません。

それから猛暑の時に特に気を付けなければなりませんが、暑い日に活動する際に必要なものは何でしょうか。
なるべくならそういう事態にはなりたくありませんが、野山で隈とばったり会ったらどうすればいいのでしょう。
実は死んだふりはダメなのです。このようなクイズが30ほどあり、対策を学んでいく事が出来ます。

ではアウトドアの活動の際に、注意すべき事は何でしょう。例えば昼間行うネイチャーウォッチングと、
夜間に行うスターウォッチングでは、注意すべき点がだいぶ異なります。

ネイチャーウォッチングでは一人で行動するのを避ける他に、夜になる前に引き上げる事が肝心です。
一方でスターウォッチングは、足元が不安定な場所で観察を行わない事です。
明かりの少ないところが観察には適しているのですが、足元が不安定だと落下の危険があるからです。

キャンプや水辺では

キャンプで注意すべき点は、調理の時の刃物の取り扱い、それから火の取り扱いです。
包丁の取り扱いの他に、薪割りでナタを使う場合の取り扱いにも注意です。
うっかりすると火傷の恐れがありますし、夏場の野外炊飯では食中毒に注意が必要です。

水遊びでは準備運動を忘れてはいけません。また、天気の安定した時期以外は、海に入らない様にしましょう。
それから、溺れそうになっている人を発見したら、自分だけで助けにいこうとしない事です。
うっかりすると自分も溺れてしまう恐れがあるからです。

大きな声や身振りで、周囲の人に知らせて助けを求める事です。
岸にいる場合にはロープや浮き輪等を投げ入れながら、他の人の助けを求める事です。

転ばぬ先の杖として

それでも怪我をしてしまった場合、具体的な手当や応急処置の方法を知っておく事が大切です。
切り傷、擦り傷などの軽いものから心肺停止、のど詰まり、低体温症、脱水症状など、
処置をしないと命に関わるものまで、具体的な応急処置の方法が書かれています。

心肺蘇生法やAEDの使い方も、緊急時の処置としては非常に有用です。
AEDは機器そのものが利用方法の音声ガイドを再生する様にはなっていますが、
平常時に使い方を知っておく事で、いざという時に慌てないですむ事になります。

アウトドアに出かける前に、ファーストエイドキットを用意して荷物に入れておけば、応急処置に非常に重宝します。
医薬品やちょっとした器具の他、保険証のコピーも医療機関受診の際には必要です。
ちょっと荷物が重くなってしまいますが、いざという時の備えは必要です。

応急手当に役立つのが、自然体験活動QQレスキュー隊のサイトです。

メルクマニュアル医学百科最新家庭版

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家庭の医学について

何となく体調不良の時、その原因がはっきりしないと落ち着かないものです。
医師に診察してもらう前に、自分の症状から原因を推定してみるというのも、落ち着くためにはいいでしょう。
そんな時に昔から使われてきたのがいわゆる「家庭の医学」といわれる一般向けの医学書です。
今やこのような医学書はインターネット上に公開されています。

メルクマニュアルは、アメリカの製薬会社メルクが、
医師や薬剤師の方の手助けとなる様に1899年に出版しました。

最初はわずか192ページでしたが、医療関係者の記憶を再確認するのに便利であり、
遠く離れた場所で医療行為に従事するのに持っていきやすいということで好評だったようです。

今ではこのマニュアルは様々な言語に翻訳されている他、高齢者医療に特化したものも出版されています。

診察を受ける入口として使用する

1997年に家庭向けの版を出版しました。
医学用語はどうも一般の人々にはなじみにくいという事で、
専門用語を一般的な言葉に置き換えて編集し直しています。
高齢者医療のものも2004年に出版されています。

このマニュアルの特徴は、キーワード検索と五十音順の索引、
部位ごとのセクション分類のそれぞれから病名を探る事が出来る様になっている事です。
一番簡単なものとして、身体のどこが痛いのかという事からセクションを選んで、
症状に該当する部位をクリックしていくと疑わしいものにたどり着ける様になっています。

軽症のものから命に関わる深刻なものまで収録されています。
ここで気になる事があったら、すぐに医師の診察を受ける事が大事です。
類似した症状でも全く違う病気が原因のことがあり、処置が大きく違うのです。

精密検査や処方される薬の詳細も

さて、日常生活でも勤務していれば年一回の健康診断を受けます。
結果次第ではさらに精密検査を受ける必要が出てきます。
この精密検査で今までに馴染みのない検査を受けるよう指示が出る事があり、不安になる事があります。

そのような場合、検査の目的と方法がこちらのマニュアルにはしっかり書かれています。
何のために行うのかを納得すれば、精密検査を躊躇することはなくなるのではないでしょうか。
もちろん、冷静に検査の内容を説明しているので、実際に検査を受けると一日以上かかるものだったり、
身体に若干の負担のあるものも含まれています。

それから、医師から処方される薬がどういうものか気になる場合もあります。
最近の医師はどういう薬かを診察時に丁寧に説明してくれて、その処方箋を薬局に持っていくと、
薬剤師が改めて説明してくれる事が多い様な気がします。

こちらのマニュアルでは、薬の名前は可能な限り一般名で記載していますが、
商品名を記載しているものもあります。
もちろん日本での主な商品名も併記されています。

また、ジェネリック医薬品も発売されています。
ただし、先発品を使用するかジェネリック医薬品を使用するかは、
このマニュアルを読んだだけで判断するのではなく、
医師または薬剤師とじっくり相談する必要があります。

メルクマニュアル医学百科最新家庭版はこちら→http://merckmanual.jp/mmhe2j/index.html